AKB48
大島 優子(おおしま ゆうこ、1988年10月17日 - )は、日本のアイドル、女優であり、女性アイドルグループAKB48チームKのメンバーである。愛称はコリス。
栃木県出身。太田プロダクション所属。スリーサイズはB77cm - W55cm - H81cm 。

来歴

7歳から[2]セントラル子供劇団に所属し、子役として芸能活動を始める。
2000年頃からジュニアアイドルとして活動し、2005年にはTHE ALFEEの高見沢俊彦がサウンド・プロデュースした総勢25人のジュニアアイドルユニット、「Doll's Vox」に所属していた。それゆえに子役時代も含めると芸歴は10年以上あり、AKB48メンバーの中では最長である。
2006年2月26日、『第二期AKB48追加メンバーオーディション』に合格。オーディション直前まで、セントラルグループでアイドルとして活動を続けていたが、2006年4月よりoffice48に移籍しチームKの一員として新たなスタートを切った。
2007年7月、同じAKB48メンバーの前田敦子、小野恵令奈とともに、太田プロダクションに移籍。
2009年4月11日の『AKB48 チームK 5th Stage「逆上がり」』公演の初日に喉の手術をすることを発表し[3]、同月13日に手術を終え、同月20日に退院[4]、同月25日・26日にNHKホールで開催されたコンサート『「神公演予定」* 諸般の事情により、神公演にならない場合もありますので、ご了承ください。』に、MCのみではあるが手術後初めて公の場に姿を見せた。
2009年6月から7月にかけて実施された『AKB48 13thシングル選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』では2位で、メディア選抜入りを果たした。
2010年5月から6月にかけて実施された『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』では1位で、メディア選抜入りを果たした。速報、中間発表の時点では2位であったが、最後に逆転した。マニフェストを決めるに当たり、「1位なら丸坊主」も考えたが、所属事務所からNGが出たため幻となった[5]。その為、「劇場のトイレ掃除」というマニフェストを掲げ選挙に臨む。
センターポジション決定後、劇場公演中に、キャリア2年以上差がある後輩の内田眞由美から、「センターを奪い取ります」と宣言される。
2011年1月21日に開催された『AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100 2011』2日目公演のアンコールにおいて、北原里英、指原莉乃、横山由依とともに新ユニット「Not yet」を結成することが発表され、3月16日発売のデビューシングル「週末Not yet」をお披露目した[6]。
2011年2月24日より、AKB48オフィシャルショップ香港にて「大島優子フェスティバル」開催。
2011年の「NHK春の新番組」の魅力を伝える「チームぴちぴちNHK」を、他の8人のAKBメンバーと共に結成。3月中旬から4月中旬までの限定活動。ミニ番組や、ポスターなどに登場する[7]。

人物

キャッチフレーズは「目で負かし、心で伝える、変幻自在のエンターテイナー、大島優子です」。
座右の銘は高校時代の恩師の言葉である「十人十色、己を信じ精進せよ」[8]。
スノーボードが好きで、9歳の頃から滑っており、マイボードとマイウェアも持っている[9]。またサッカーファンでもあり、自身のブログに度々サッカー日本代表についての記事を書いているほか、Jリーグの試合もテレビ観戦している[10]。
高校時代にはバンドを組んでおり、パートはベース[11] であった。
クオーターである(父親が日本人、母親が日本人とアメリカ人のハーフ)[12]。
小学校卒業後栃木県に転居するが、その直後に両親が離婚し父子家庭で育つ。母親とは高校生の時に再会し[13]、「絶対に天狗になるな。いつも謙虚でいなさい」と常々言われている[14]。
実家は寿司屋である[15]。
『嗚呼!バラ色の珍生!!』にVTR出演したことがある[16]。
小学校3、4年生からゆずのファンであり、ゆずの地元である横浜市にも足を運ぶほどである。好きな楽曲は「心のままに」、「傍観者」[17]。2010年6月22日放送のラジオ番組『ゆずのオールナイトニッポンGOLD』では「GOLDファミリー」と称された。また、北川悠仁は大島のファンであることを公言している。
3歳上の兄がいる[18]。
酒好きを公言している。その中でも梅酒を愛飲しており、ロックで6杯ほど飲んだことがある[19]。
大のスニーカー好きで、特にナイキを好む[20]。
この世で一番風船が嫌い。風船を見るだけで涙目になってしまうほど[21]。
ニワトリの鳴きまねと変顔が得意。2010年12月時点ではレニー・ハートの入場コールのものまねを練習中である[22]。
爬虫類が好き[8]。
ダッフィー集めをしている[23]。
2011年1月28日、第5回ブライダルジュエリープリンセスを受賞した[24][25]。

AKB48関連

AKB48デビュー当時は栃木県から通っており、夕方にレッスンのために東京に行き、夜間に帰宅するという生活だった。送迎や弁当作りは父親によるものであった[26]。その後、同期の梅田彩佳と一緒に住んでいたことがあったが[27]、一人暮らしをはじめた。
体育会系で足が速く、運動神経が良い。2009年10月10日に開催された『AKB48 チーム対抗大運動会?絆よ永遠に?』でのスプリンター決定戦で優勝し、NO.1スプリンターに輝いた。『AKBINGO!』の「ムチャぶりドッジボール」企画では次々にメンバーをアウトにしていくことから「ハンター」[28]の異名を持つ。
自身のソロ曲である「泣きながら微笑んで」を持ち歌としている。毎回ステージに出る前には、音程を取るため増田有華が手を握り締めながら歌ってくれた[13]。
お気に入りのAKB48の楽曲は、チームAの「背中から抱きしめて」[29] である。
2009年7月8日に開催された『AKB48 13thシングル選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』の開票イベント当日は、高熱が出ていた状態だったが「応援してくれたファンに一言お礼が言いたい」として会場に駆けつけ、ファンに挨拶した[30]。
愛称はすでに同姓の大島麻衣が在籍していた(2009年4月卒業)ということもあり、通常は「ゆうこ」だが、小倉優子と同一名であることから、小倉の愛称「ゆうこりん」に由来する「コリン」[31]、そこから訛って「コリス」(小さいリスの意)とも呼ばれている。ラジオ『AKB48 今夜は帰らない…』では、ラジオ内限定で「ゆっぴ」と呼ばれていた[32]。
旧チームKで一緒だった梅田彩佳、松原夏海、野呂佳代らと自主的にダンスグループ「梅島夏代」を組んでいる。
ラジオ『AKB48 今夜は帰らない…』の企画ユニットとして梅田彩佳、戸島花(2008年11月卒業)と「H3O」(本当に3人は大人なの)を結成した。
劇場公演『チームK 3rd Stage「脳内パラダイス」』の「友よ」では、エレキベースを担当。
渡辺麻友とは、互いのお尻が気に入って意気投合して以来「おしりシスターズ」を名乗っており[33]、渡辺は大島を「おしり子さん」大島は渡辺を「しりり」と呼んでいる[34]。
AKB48メンバーでは、峯岸みなみや板野友美、前田敦子、篠田麻里子、高橋みなみ、小嶋陽菜、宮澤佐江、秋元才加等と仲が良く、特にSDN48の野呂佳代とは旧チームK以来の親友である[35][36]。
高橋みなみに似ていると言われることがあり、特に「ポニーテールとシュシュ」がリリースされた時期はメンバー全員がポニーテールで統一していたことが多かったため、高橋のマネージャーにも間違われる、ということがあった[37]。