AKB48
片山 陽加(かたやま はるか、1990年5月10日 - )は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループAKB48チームAのメンバーである。
千葉県出身(愛知県生まれ)。アトリエ・ダンカン所属。

来歴

2006年

12月3日、『第三期AKB48追加メンバーオーディション』に合格。

2007年

4月8日、AKB48劇場で旧チームBの一員としてデビュー。

2009年

2月8日からの『AKB48 チームB 4th Stage「アイドルの夜明け」』公演では、ユニット曲「愛しきナターシャ」のメンバーである指原莉乃、田名部生来と3人で「チーム狩人。」を結成し、ディーバスセニョリータ片山、ドリアン指原、グロリアス田名部と名乗り、活動していた。「チーム狩人。」は、2010年4月16日、『AKB48 チームB 4th Stage「アイドルの夜明け」』公演の千秋楽をもって解散した。
6月から7月にかけて実施された『AKB48 13thシングル選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』では28位で、アンダーガールズ入りを果たした。
8月23日に開催された『読売新聞創刊135周年記念コンサート AKB104選抜メンバー組閣祭り』の夜公演において、同年10月よりチームAに異動することが発表された(実際に異動したのは2010年7月27日)。

2010年

3月25日に開催された『AKB48 満席祭り希望 賛否両論』の夜公演にて、佐藤亜美菜とともにアトリエ・ダンカンへの移籍打診が発表され、4月14日から正式に所属することになった。
5月10日(20歳の誕生日)にアメーバブログでブログを開設。
5月から6月にかけて実施された『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』では37位で、アンダーガールズ入りを果たした。

人物

愛知県生まれで3歳まで住んでいた。
1990年(平成2年)生まれだが、1980年代の「昭和アイドル」に詳しいため、メンバーやAKB48劇場の客席のファンから度々「昭和」とツッコまれる。本人いわく「あの時代が私にどんぴしゃり」[1]。プライベートでも、携帯音楽プレーヤーには携帯型デジタル音楽プレイヤーが登場して以降も長期間、CDプレイヤーを用いていた。後にiPod touchを使用するようになったが、ハイテク過ぎてついていけない[2]。
音楽そのものについても、「今の曲(は)テンポが速過ぎてついて行けない」「キーが高い上に速いんで、なんか歌っててもワンテンポずれていく」などの理由で、カラオケでも昭和歌謡を中心に歌うとのこと。最近よく歌うのは「ただ泣きたくなるの」(中山美穂)「DESIRE -情熱-」「北ウイング」(いずれも中森明菜)、その他松田聖子の曲など[1]。
東京ディズニーランドが好きで、田名部生来などとたびたび行っている。
就寝する際はベッドではなく布団を用いている[3]。
人から老けて見られることが多いことを気にしていて、「おばさん」と言われると非常に怒る。代わりに自身のことを「お節介なお母さん」と語ったりもする[4]。
一番好きな食べ物は白米[5]。朝食は和食派で、毎日必ず白米を食べている。お勧めの白米に合わせるおかずは「大根おろしにジャコ醤油」、しかも大根おろしは半日以上前にすりおろしたもの[6]。
牛乳が苦手なため、番組の企画「一気飲みガチンコ対決」では牛乳の代わりにお茶を飲んだ[7]。
得意な料理はチャーハン[8]。
好きな色は黄色もしくは赤[9]。
3歳下の弟がいる。父のことを「ゴンザレス」、母を「ダイアナ」、弟を「ウィリアム」と呼び、自身のブログでも登場する。これは、スザンヌへのリスペクトに由来する[10]。父は「ゴンザレスっぽい顔」で見た目ゴツイ。番組で似顔絵を披露した[1]。
滑舌が悪いあまり、赤ちゃん言葉のようになってしまうことがあり、本人も自覚している[1]。
けん玉が特技。「地味に楽しい」「やってるだけでも気分が上がるし、見てるだけでも癒される」「カチカチ音がたまらない」とのこと。日本けん玉協会公認のけん玉を複数本所有している[1]。
持ちネタとして、「歌い終わりの演歌歌手」「低燃費系ハイジ」「アフラックのアヒル」がある[1]。
本人による絵が公式ブログや出演番組等でたびたび紹介されるが独特な描写で書かれることがあり、「片山画伯」と呼ばれている[11][12]。
ミュージカルのステージに立つのが夢[1]。
本人いわく吉瀬美智子のような「クールビューティーで艶やかな女性」を目指している[13]。
一人称は「片山」

AKB48関連


キャッチフレーズは「“艶女”と書いて『アデージョ』。艶女と呼ぶのはあなた、あなた、それともあなた」。本人曰く、ある番組でファッション雑誌『NIKITA』(主婦と生活社)のことを取り上げており、既に休刊となっていた『NIKITA』数冊をAmazon.co.jpで取り寄せて読んだところ「艶女」という言葉が気に入ったため[1]。
AKB48オーディションで歌った歌は、「思いきりアメリカン」(杏里)。母親が杏里のファンで、片山が小学生の時に自宅でよく杏里のアルバムをかけていたことと、同曲が自分のキーにも合い、緊張せずに歌えると思ったため[1]。
『すイエんサー』の第10回「カラオケで100点満点とりた?い!」で歌声を披露した際に、100点を取りMCの品川庄司と大島麻衣から歌唱力を褒められた。ただし、その後自分でカラオケに行っても100点を出したことはないとのこと[1]。
大の子供好きであり、多田愛佳や奥真奈美を溺愛している。また、柏木由紀とは非常に仲が良く、公演のMCで柏木とMKY(まぢ空気読めない)の絡みを披露していたほか、人を家に呼んだりしない柏木の自宅にAKB48のメンバーで唯一、10分間だけ入ったことがある[14]。
柏木由紀とAKB48オーディション番号が連番であり、本人は人見知りであったが柏木に何かを感じて自分から話しに行った。「波長が合う」とのこと。当時を知る他のメンバーも「2人はセットという感じがした」と振り返っている[15]。2011年5月時点のブログでも一番仲良いメンバーとして柏木を挙げている[16]。
柏木、仲谷明香と「チーム控えめ」を結成している[17]。
もし自分が男性だったら付き合いたいメンバーは倉持明日香と松井咲子[1]。
チームB 3rd Stage「パジャマドライブ」公演曲「純情主義」での高速ターンが自慢。バレエを習っていた時に叩き込まれた「顔を残す」のがポイントとのこと[1]。
AKB48の楽曲の中で一番好きな曲にも「純情主義」を挙げている[18][19]。
歌、ダンスともにAKB48でトップレベルの実力と言われ、大島優子や前田敦子などからも評価が高い[20]。
AKB48以外の仕事をするとしたら、ヘアメイクか美容師になることが夢だった[21]。