AKB48
増田 有華(ますだ ゆか、1991年8月3日 - )は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループAKB48チームBのメンバーである。
大阪府出身。office48所属。

来歴

デビュー前

2歳の頃に小児がんを患い、転移も見られたが奇跡的に回復、現在は完治した[1]。
AKB48のオーディションに応募する前に、愛読していた雑誌『melon』(祥伝社)のモデルオーディションに応募し、合格していた。しかし、歌手になりたいという気持ちも強く、撮影参加を躊躇している間に雑誌自体が2005年6月号を最後に休刊になった[2]。

2006年

2月26日、『第二期AKB48追加メンバーオーディション』に合格。
4月1日より旧チームKのメンバーとしてAKB48の公演ステージに立つ。

2009年

6月から7月にかけて実施された『AKB48 13thシングル選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』では25位で、アンダーガールズ入りを果たす。
8月23日に開催された『読売新聞創刊135周年記念コンサート AKB104選抜メンバー組閣祭り』の夜公演にて、同年10月よりチームBに異動することが発表された(実際に異動したのは2010年5月21日)。

2010年

4月28日、アニメ番組『一騎当千 XTREME XECUTOR』のオープニング・テーマ「Stargazer」でソロCDデビューを果たす。この楽曲は秋元康のプロデュース・作詞ではない。なお、AKB48メンバーのソロCDデビューは2008年10月の大堀恵(現・SDN48)[3]に続き2人目。
5月から6月にかけて実施された『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』では二年連続25位で、アンダーガールズ入りを果たす。
7月31日公開の映画『ひとりかくれんぼ 新劇場版』で映画初主演。

2011年

2月27日の研究生公演終了時にゲスト出演し、同じ事務所所属の秋元才加・梅田彩佳・宮澤佐江と4人で、新ユニット「DiVA」を結成、4月27日にデビューシングル「月の裏側」を発売する予定を発表[4]。その後、東日本大震災の影響で、発売日は5月18日に延期。
5月25日発売のシングル「Everyday、カチューシャ」で約4年ぶりに選抜入りを果たす。

人物

この節の内容に関する文献や情報源が必要です。ご存じの方はご提示ください。出典を明記するためにご協力をお願いします。このタグは2010年12月に貼り付けられました。

キャッチフレーズは、「笑顔ニコニコ、元気モリモリ、たこ焼き『めっちゃ好きやねん!』大阪魂炸裂の○○歳の増田有華です」。
歌唱力と並び運動能力が高く、バスケットボールは、「語りだしたら止まらない」と言うほど好きで[5]、中学校時代に大阪市の代表に選抜されたことがある[6]。また、『週刊AKB』球技大会のポートボールや『AKBINGO!』の「ムチャぶりドッジボール」[7]でもその能力を発揮している。もし、AKB48に入っていなかったら、プロのバスケットボール選手を目指していたという[8]
好きなアーティストはMISIA、好きなタレントは観月ありさ。また、2009年4月にAKB48を卒業した大島麻衣も好きなタレントとして挙げており[9]、いわゆる推しメンも大島麻衣だった[10]。
財団法人日本・ベトナム文化交流協会「JVCA文化交流親善大使」初代大使。
一人っ子[11]。
両親の影響で阪神タイガースファン[5]。
機械類の操作、特にパソコンが苦手で、iPadを所有したにもかかわらず半年間ほとんど使いこなせなかったほど[12]。
本人曰く、 顔が「いろんな人に似てるって言われる」。最も似ていると言われるのは連続テレビ小説『てっぱん』の主役を演じた瀧本美織[13]。志田未来にも似ていると言われ、これは本人も認識している[14]。同じ「DiVA」のメンバー、宮澤佐江にも似ていると言われることがある[15]。
デビュー前は『melon』モデルの滝口ミラ(HOP CLUB、元アイドリング!!!5号)のファンだった。滝口とは主演映画『ひとりかくれんぼ 新劇場版』で初共演した[16]。

AKB48関連

主な愛称は河西智美が名付けた「ゆったん」[17]やキャッチフレーズにもある「たこ焼き」。楽屋裏で佐藤夏希ら一部のメンバーから、巨乳ということにちなんで「ゆっぱい」[18]と呼ばれていることを『AKB48のオールナイトニッポン』で佐藤亜美菜が暴露した[19]ことがきっかけで、他のメンバーからも「ゆっぱい」と呼ばれるようになった[20]。なお、本人はそれを認めつつも「(『ゆっぱい』とは)夢がいっぱい詰まっていることを指してます」とも主張している[21]。
仲の良いメンバーとして佐藤夏希、宮崎美穂らを挙げている[5]。
AKB48の楽曲で最も好きなのは「夕陽を見ているか?」[5]。

評価

歌唱力に対する評価が高い。デビュー前には『のど自慢』でグランプリを獲得した経験があり[22]、AKB48のメンバーで「歌唱力No.1」と言われている[23]。過去にメンバーを対象として実施された「歌がうまいメンバーは誰?」というアンケートでも、2位の高橋みなみに圧倒的な差をつけて1位に選ばれている。2010年10月10日に実施された『Visit Zooキャンペーン応援プロジェクト AKB48 東京秋祭り supported by NTTぷらら』の「ぐだぐだカラオケ大会」では「みんな空の下」(絢香)を熱唱し、優勝を果たしている[24]。チームBの公式フォトブックでも、増田以外のメンバー15人が「歌王」に投票した[25]。
山里亮太(南海キャンディーズ)は増田のトークスキルを「すべての話にオチが付いているし、回しも完璧。メインMCがいるときは一通り仕切らせて、足りないところを補足し、かつ突っ込むという完璧なプレイヤー」と評した。しかし、「自分自身をジェロニモにまで過小評価している」「自分への過小評価というギプスを脱ぎ捨てるとき」だとも述べた[26] 。なお、増田も山里を好意的に見ており、2ショット写真が掲載されることもある[27]。
「Everyday、カチューシャ」までは約4年間選抜メンバー入りを逃していた。
シングル選抜総選挙では2009年・2010年と二年連続25位でアンダーガールズに留まった。『AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会』でも、ステージに上がる直前に衣装のネックレスから十字架がちぎれて落ちるという不吉な出来事が起き[28]、そのまま渡辺麻友に敗れて選抜入りを逃す。
2010年、『AKBと××!』では、川藤幸三に選抜に入れないことを相談したところ、川藤は自らの現役時代(川藤は現役20年間、公式戦はほぼ全て代打としての出場だった)を語り、「今この4年間が、あくまでも自分の下積みだ。基礎や。(中略)4年ぐらい何やねん、これからじゃ」と激励された[29]。