AKB48
峯岸 みなみ(みねぎし みなみ、1992年11月15日 - )は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループAKB48チームKのメンバーである。
東京都出身。プロダクション尾木所属。

来歴

2002年

3月、小学生時代に『ハロー!プロジェクト・キッズ オーディション』に応募したが落選[1]。

2005年

10月30日、『AKB48 オープニングメンバーオーディション』に合格(応募総数7,924名、最終合格者24名)。偶然オーディション雑誌で見かけた「秋葉原48プロジェクト」募集告知に掲載されていた秋元康の写真を見た両親が「凄い人だよ」と言ったのが応募のきっかけ[2]。書類審査通過理由は劇場支配人の戸賀崎智信と同じ誕生日だったため[3]。
12月8日、オープニングメンバー候補生のうち20名として、AKB48劇場グランドオープンの舞台に立つ。

2007年

7月3日、同じ旧チームAメンバーの小嶋陽菜・高橋みなみと共にプロダクション尾木に移籍。

2008年

8月、『キャットストリート』でテレビドラマ初レギュラー出演。
9月、小嶋陽菜・高橋みなみと共にユニット「ノースリーブス」を結成することが発表された。
10月、ドラマ『メン☆ドル ?イケメンアイドル?』でノースリーブスの一員としてドラマ初主演。

2009年

6月から7月にかけて実施された『AKB48 13thシングル選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』において16位となり、シングル選抜入りを果たす。
8月23日、『読売新聞創刊135周年記念コンサート AKB104選抜メンバー組閣祭り』夜公演で、10月よりチームKに異動することが発表され、2010年3月12日にチームKに異動。

2010年

5月から6月にかけて実施された『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』において14位となり、シングル選抜入りを果たす。
8月3日、横浜BLITZにて開催されたCD発売記念イベントにて、入院していた高橋みなみに代わり、3日間春風亭小朝の指導を受けて落語を披露した。これを見ていた関根勤はラジオ番組『関根勤のカンコンキンラジオ』で「もっと見たかった」と絶賛した。

人物

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「女の子らしいかわいい名前」という理由で「みなみ」と名付けられた[4]。
愛称およびブログ上での一人称は「みぃちゃん」(表記は「い」ではなく「ぃ」[5])で、高橋みなみからは「峯ちゃん」と呼ばれる[6]。
好きな食べ物は、海老、[7][8]タピオカ。飲食店では「餃子の王将」が好きで、一人でも食べに行くほど[9]。苦手な食べ物はトマト、納豆。
座右の銘は、家訓でもある「勝っておごるな、負けて腐るな」[2]。
特技は、高速で舌を動かす「高速ベロ」と、漫画『名探偵コナン』の単行本表紙を見て内容が分かること。
ダンスを小学校1年生の頃から習っていた。また、体が柔らかい。
家族構成は両親、姉(2歳上)、弟(2歳下)の5人家族で、3人姉弟の真ん中(次女)。自宅では3段ベッドで就寝している[10]。「家族に大きい家を買ってあげる」という夢がある[11]。
ペットとして、「ジョセフ」「シーザー」の犬二匹を飼育している。
アイドル好きで、特にハロー!プロジェクトを好んでいる。
趣味は帽子集めで、50個近いコレクションがある。
幼稚園時代は保母になるのが夢だった。
顔立ちが似ている(ふっくらした頬と垂れ気味の目)ことからしばしば「ガチャピン」と呼ばれ、自身のブログでもガチャピンの画像を使うことがある。
好きなアーティストはYUI、コブクロ、いきものがかり[12]。また、朝は「05410-(ん)」(RADWIMPS)[13]、通勤通学時には「オリビアを聴きながら」[14]、気合を入れる時には、「ゴールデンタイムラバー」(スキマスイッチ)[15]を聴く。
少女漫画好きで、『今日、恋をはじめます』[16]、『こどものおもちゃ』、『Deep Clear』、『きのう何食べた?』[17]、『君に届け』[8]などを愛読。
かなりのラジオ番組好き[4]。
「年を重ねればできるようになると勝手に思っていたら全くできなくなった」と自ら語るほど料理が苦手[4]。
「ごく普通の高校生活を送りたい」という希望で、いわゆる「芸能学校」ではない普通高校に通い、2011年3月卒業[18]。
AKB48メンバー以外では、ドラマ『恋して悪魔?ヴァンパイア☆ボーイ?』で共演した西村優奈、桜庭ななみ、岡本玲[19]、高田里穂[20]のほか、SCANDALのRINA[21]、Perfumeらと仲が良い。
メガネ男子が好き[8]。
『AKBと××!』のロケ中に阪神甲子園球場の横を通過するまで、同球場が東京にあると思っていた[22]。

AKB48関連

キャッチフレーズは、「年中無休の反抗期! ○歳のみいちゃんこと峯岸みなみです」だが、“18歳にもなって『反抗期』はどうなのか?”と考え、2011年5月現在、大人の面と子供な面の両方を持つという二面性を売りにするため、それを表わす「対義語を使ったキャッチフレーズを考え中」[8]。
AKB48同期の元メンバー大島麻衣からも「AKB48のトーク番長」と評されている[23]『トークの達人』[24]。ちなみに大島が初期の中心メンバー当時、本人のキャッチ「バカだからってナメんなよ! やれば出来る子、まいまいこと大島麻衣です」の考案者。本人も「今じゃ(AKB48の)バラエティに欠かせない存在になった」と自称したことがある[25]。ちなみに『週刊AKB』では峯岸のトーク力を試す企画で、台本が白紙且つゲストが誰か登場するまで不明な状態で30分の架空のトーク番組「峯岸みなみの十番勝負 みいちゃんの部屋」の司会をすることになる。スタジオ観覧者30人中20人がトータライザーのボタンを押せば(司会者として)合格というルールのなか、さくらまやとのトークでは11点だったが、具志堅用高・ダンディ坂野・デーブ・スペクターとのトークではそれぞれ25点・24点・29点で合格点を得た[26]。
「AKBアイドリング!!!」名義と、19thシングル「チャンスの順番」を除いたほぼ全てのメジャー曲において選抜メンバー入りしている。
好きな曲として、ノースリーブスの曲のほか、自身が初めてセンターを務めた「逆転王子様」を挙げている[27]。
番組内で「尺の(=時間を持たせる)ためなら何でもする」と発言することがある。そのせいか、アルバム「ノースリーブス」完全限定生産盤C(峯岸版)と通常版には「尺が欲しい」という曲が収録されている。握手会に来た中国人らしきファンから、「地上波で尺取ってください」と声を掛けられたこともあり[28]、また、『マジすか学園2』では、役名が「尺」となった。
岩崎夏海の小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(ダイヤモンド社)の主人公「川島みなみ」のモデル[29]。
メンバーの中では、初期メンバー(高橋みなみ・前田敦子・小嶋陽菜・板野友美・篠田麻里子・平嶋夏海)とは基本的に総じて仲が良い。高橋は峯岸の両親と一緒に峯岸の中学校の卒業式に出席したほど[30]で、峯岸も頻繁に高橋宅に泊まりに行き「必ず(高橋の)パンツを(借りて)穿いて帰っちゃう」[31]という親密な間柄。また前田とも、映画『もしドラ』撮影時に滞在中のロケ地で「毎日一緒にお風呂に入り、一緒に寝ています」と言うほど仲が良く[32]、小嶋も、先述の2人とともに「普段よく遊ぶメンバー」[33]。平嶋は、「初期メンバーの中で唯一の同い年だったのですごく仲が良くて」、そのあまり『19thシングル選抜じゃんけん大会』で偶然初戦で対戦することとなった平嶋が最初にパーを出すと公言していたにもかかわらず、それを狙って勝ちに行くことが出来ず自らもパーを出し、結局あいこを4回続けた後負けた[34]。板野には「みぃちゃんが彼女だったら楽しそう!」と言われている[35]。それ以外のメンバーでは、同年齢の指原莉乃[36]や、同じく同年齢かつ研究生時代から推しメンで昇格し同じチームとなった横山由依[12]の他、柏木由紀、宮澤佐江[37]、大島優子[38]らとも仲が良い。渡辺麻友に対しては、峯岸本人は「大好き」だが「私の想いが募れば募るほど嫌がられてる気もします」とのこと[35]。
推しメンに前田敦子を挙げている。
板野友美と同じダンススクールに通っていた。
『今田耕司プレゼンツ 鶴瓶vs未知数芸人 俺の相方誰やねん!?スペシャル』[39]で笑福亭鶴瓶・今田耕司とトリオで即興漫才を披露した。後日『きらきらアフロ』で鶴瓶はこのことに触れ、峯岸を高く評価した。
一番心に残っている言葉として、秋元康から言われた「嫌われる勇気を持ちなさい」という言葉を挙げており[40]、ドラマ『桜からの手紙 ?AKB48 それぞれの卒業物語?』の役柄について「私は嫌われそうな役だけど、これで嫌われるなら逆に嬉しいです? みんながドラマに感情移入してくれたってことだから!!!」と語っている[41]。