AKB48
平嶋 夏海(ひらじま なつみ、1992年5月28日 - )は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループAKB48チームBのメンバーである。
東京都出身。プロダクション尾木所属。

来歴

2005年

10月30日、『AKB48オープニングメンバーオーディション』に合格(応募総数7,924名、最終合格者24名)。
12月8日、オープニングメンバー候補生のうち20名として、AKB48劇場グランドオープンの舞台に立った(当時は旧チームAに所属)。

2007年

2月、浦野一美(現・SDN48)、渡辺志穂(卒業)とともにサポート・メンバーとして旧チームBへ異動。

2009年

1月から、同じ事務所に所属している多田愛佳、仲川遥香、渡辺麻友とともに「渡り廊下走り隊」としても活動。
6月から7月にかけて実施された『AKB48 13thシングル選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』では26位で、アンダーガールズ入りを果たした。

2010年

5月から6月にかけて実施された『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』でも26位で、アンダーガールズ入りを果たした。

2011年

2月25日、『チームB 5th Stage「シアターの女神」』公演において劇場公演通算出演回数777回を迎えた[1]。

人物

両親は、サーファー。[要出典]
「夏の海のようにいつまでもキラキラ輝いてほしいから」という理由で「夏海」と名付けられた[2]。
3人兄弟の2番目で、娘(平嶋にとって姪)のいる既婚の兄と[3]弟がいる[4]。
好きな食べ物はレバ刺し・ユッケ・ツブ貝・えんがわ・和菓子・ピオーネ・甘い卵焼き・カボチャの煮付け、嫌いな食べ物はつみれ・辛いもの・まずいもの[5]。
寝ることと漫画を読むことが好き[5]。漫画は、少女漫画だけでなく少年漫画、青年漫画まで幅広く収集、自宅に1000冊以上所蔵しており、特に好きなのは『寄生獣』『Y氏の隣人』『はじめの一歩』『バガボンド』『ライフ』『D-LIVE!!』『ハツカレ』など[6]。「お風呂でもどこでもすぐ寝れる」ことが特技でもある[7]。かつては水泳とピアノも趣味として挙げていた[8]。
少女漫画の影響で、男性の理想が高く、理想の相手の身長は175cm以上[6]。また「2次元好き」を公言している渡辺麻友が趣味で通う男装喫茶に同行し、ポラ(店員との写真)を撮影するなどしているほか、佐藤亜美菜がラジオで「男の娘カフェ」について触れた際は放送中にメールを送り同行を希望したほど[9]。
叱られて伸びるタイプ。褒められることが苦手[5]。
部屋はクマのぬいぐるみで溢れている[5]。
AKB48合格前の中学生時代に生徒会副会長を務めていた経験があり、当時「人前で話すこと」を特技として挙げていた[8]。
「勉強は好きな方」で、「勉強が結構面白いって思えるタイプ」だったため、塾通いもし、後述の通り普通高校に通っていた[10]。得意教科は生物と現代文[2]。
暑さも寒さも苦手な「好きな季節は秋と春系女子」[11]。
花粉症持ち[12]。
Janne Da Arcが好き[7]。AAAのファンであり、普段から携帯音楽プレーヤーで聴くほか、中田ちさととライブに出かけたこともある。[13]
料理が得意で、バナナケーキなどを作ってはAKB48メンバーに分けるため持参することもある[14]。

AKB48関連

オーディションに応募した理由は、ティーンズ雑誌『Hana* chu→』(主婦の友社)に掲載されていたオーディション広告を見た母親に勧められたから[2]。
キャッチフレーズは、「ハイ、今日も、1に努力、2に根性、3、4がなくて、5に『なっちゃん!』チームBのなっちゃんこと平嶋夏海です」。
チームBおよび渡り廊下走り隊では「仕切るキャラ」[10]。
AKB48メンバーの中では、劇場公演の出演回数が最多で、2011年2月25日には出演777回を達成[1]。
AKB48での活動よりも学業を優先し、大半の現役高校生メンバーが定時制、通信制、または芸能コースのある高校に進学する中、平嶋は全日制の高校に進学し、平日は6時に起床し普通に高校に通学、土曜日も学校の授業等がある場合は公演を休演することがあった[15]。2011年3月同校を卒業[16]。
AKB48・1期生の中では活動期間が長期にも関わらず、「桜の木になろう」発売までのシングル選抜回数が3回と最も少なく、「桜の花びらたち2008」以来3年間(2011年3月現在)シングル選抜曲の選抜メンバーに選ばれていない。2回の総選挙ではともに26位、じゃんけん大会でも2回戦敗退といずれも選抜入りを逃した。本人曰く、前記したように「AKBを犠牲にしてまで普通の高校通って来たのに、選抜になっちゃったら、多分PVとか収録とかで学校休まなくちゃいけなくて、だから、すごい選抜に入りたいけど、それをしてしまうと、なんか高校卒業が遠くなる」という思いもあったため、じゃんけん大会で敗退した際も「その分だったら学校行こう!」「9:1ぐらいでホッとしてる方が上かな?」という感想を述べた[10]。そのためか、「縁の下の力持ち」と言われている。[17]
『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』の際、ダイエット宣言をした。
以前放送していた『渡り廊下走り隊の青い未来へ初恋ダッシュ!!』(CBCラジオ)では、すべりキャラとして扱われていた時期があった。
渡り廊下走り隊のメンバーとは仲が良く、互いの家に泊まりに行くほど[18]。メンバー5人でブログを共有しているが、平嶋以外の4人が海外公演に出かける機会があり、4人が更新できない間、日本で留守番をしていた平嶋が1人で何度も更新した。
峯岸みなみはAKB48結成当初、唯一の同年齢メンバーであったことから仲が良い[10]。また、AKB48同期で、同じくサポートメンバーとしてチームBに異動した後、SDN48に所属する浦野一美については「ガチってやつです」「なにがあってもCinDy(浦野の愛称)の味方」と言うほどの仲[19]。
奥真奈美を「妹みたい」に可愛がっており、奥のAKB48卒業が公式に発表される前に奥がメンバー内で最初に卒業について打ち明けた相手が平嶋だった[20]。
9期以降のメンバーに「なっちゃんさん」は長いと言ったため、省略して「なっさん」と呼ばれるようになった。
渡り廊下走り隊として、NEC『LaVie L』のコマーシャルで共演した玉木宏を俳優として尊敬している[21]。