大分市出身。太田プロダクション所属。
来歴
2007年
『AKB48 第二回研究生(5期生)オーディション』に合格。AKSに所属。2008年
3月1日、『チームB 3rd Stage「パジャマドライブ」』公演で初ステージを迎える。8月2日、旧チームBへ正式加入。
旧チームB昇格から81日後の同年10月22日にリリースされた「大声ダイヤモンド」で初めて選抜メンバー入りを果たし、続く「10年桜」・「涙サプライズ!」と3曲連続で選抜入りを果たした。
2009年
2月8日から開催された『AKB48 チームB 4th Stage「アイドルの夜明け」』公演では、ユニット曲「愛しきナターシャ」のメンバーである片山陽加、田名部生来と3人で「チーム狩人。」を結成し、メンバー各人が「ドリアン指原」、「ディーバスセニョリータ片山」、「グロリアス田名部」と名乗り、活動していた。「チーム狩人。」は2010年4月16日、『AKB48 チームB 4th Stage「アイドルの夜明け」』公演の千秋楽をもって解散した。6月から7月にかけて実施された『AKB48 13thシングル選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』では27位に終わり、正メンバー昇格後、初の選抜落ちとなった(アンダーガールズ)。
8月23日に開催された『読売新聞創刊135周年記念コンサート AKB104選抜メンバー組閣祭り』の夜公演において、同年10月よりチームAに異動することが発表された(実際にチームAに移動したのは2010年7月27日)。
2010年
3月25日に行われた『AKB48 満席祭り希望 賛否両論』の夜公演にて、太田プロダクションから移籍打診があったことが発表され移籍する。4月30日から、指原莉乃オフィシャルブログ「指原クオリティー」を開始した。
5月から6月にかけて実施された『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』では19位で、「涙サプライズ!」以来の選抜復帰を果たした。
8月28日、「ヘビーローテーション」のテレビコマーシャルに挿入する形で、「指原莉乃 改め さしこ」という改名告知が行われた。『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』出演中の名札も「さしこ」名義のものであり、AKB48公式プロフィールおよび太田プロダクション公式プロフィールも「さしこ」に変更された。しかし、翌8月29日に改名は冗談であり、単なる企画であったと発表された[2]。名札、プロフィールを変更するまでの徹底ぶり、本人のブログ記事[3] などを受け、インターネットニュースなどでは実際に「さしこに改名する」との報道がなされた[4][5]。28日は戸惑っていた指原だったが[6]、29日深夜に事の経緯について語った[7]。
9月 - 10月、『めちゃ×2イケてるッ!』の新メンバーオーディションに参加した[8]が、2次審査を通過した時点で、応募資格の「18歳以上、高校生不可」から外れていることが明かされ、不合格となった[9]。
10月13日発売の『月刊ヤングマガジン』(講談社)2010年11月号より、指原を主人公にした4コマ漫画「うざりの」[10] が連載開始。原作はエンドロールプロダクション、漫画は松浦まどかが担当。連載開始にあたって、2010年9月8日発売の2010年10月号では指原のプチグラビアとインタビューが掲載された[11]。
12月4日午前0時から24時間以内に、ブログ更新100回に挑戦し、アメーバブログランキング1位を目指すことが同年12月3日放送分の『週刊AKB』で発表され、同年12月4日23時55分に目標の100回更新を達成し、同年12月5日更新のアメーバブログランキングでは当日のアクセス数3500万ページビューを達成し歴代1位となった[12][13]。
2011年
1月12日(1月11日深夜)、AKB48メンバー初の単独冠番組『さしこのくせに?この番組はAKBとは全く関係ありません?』が放送開始。TBSと指原の出身地・大分県(大分放送)のみ放送中。1月21日に開催された『AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100 2011』において、大島優子・北原里英・横山由依と4人で新ユニット「Not yet」を結成し、3月16日に「週末Not yet」でデビュー[14]。
人物
この節の内容に関する文献や情報源が必要です。ご存じの方はご提示ください。出典を明記するためにご協力をお願いします。このタグは2010年12月に貼り付けられました。憧れの存在はモーニング娘。、中でも亀井絵里の大ファン[15]。また、保田圭を目標の人物としている[16]。
一人称は、主に「指原」。
自分自身を一言で言うと「いい意味でオタク」[17]。特に女性アイドルオタクであり、テレビ番組でもヲタ芸を披露している[18]ほか、『AKB48ネ申テレビ』の企画で明治大学の学生に講義することになった際は、ヲタ芸をテーマに実演を交えながら講義し、大喝采を得た[19]。なお、男性アイドルには「今まで興味持った事一回もない」[17]。
長所は、「悪い意味でもそうだけど、いい意味でも」「適当」、短所は「気にしい」なので「凹みやすい」、「ネガティブ」[17]。
『ときめきメモリアル Girl's Side』や『ラブプラス』などの恋愛シミュレーションゲームを好んでいる[20][21]。 プレイステーション・ポータブル用ソフト『AKB1/48 アイドルと恋したら…』についても発売前に挑戦し、プレイに熱中してしまった旨を『AKB48のオールナイトニッポン』放送内で篠田麻里子や大島優子の前で熱く語った[22]。
好きな男性のタイプは一途[1]な非喫煙者[23]。また「ちょっと顔がカッコ良くない人が好き」で、例えると「読者モデルの中でも(中略)ホントに1回ぐらいしか出てないんじゃないかぐらいの人」や「(『ゴレンジャー』で言うとミドレンジャーのような)競争率の高くない」人[24]。
好きな食べ物として、はなまるうどんの温玉ぶっかけうどんやコンビニエンスストアで販売されているおでん、ロールキャベツを公演などで挙げている。また、出身地の大分県はから揚げの消費量が多いが、これも好物。なお、本人自身がから揚げ好きであることに気付いたのは宮崎美穂に指摘されてから[25]。昔祖母が作ってくれたことがあるためパエリアも好きとのこと[26]。また、「ホタテがこの世で一番好き」[24]。
「おでん好きアイドル」や「カップめんアイドル」として雑誌で取上げられたことがある[27]。
母親が大分トリニータの熱狂的なサポーターだった影響で、本人も小学生時代からサッカースタジアムに通っていた。トリニータのレプリカユニフォームをレッスン着として着用していることもある。ちなみに自らのニックネームに掛けて背番号は34番[28]。
車のカギを指原キーホルダーにつけている父[29]と、北原里英推しの兄がいる[30]。
トロンボーン[31]とピアノ[32]を演奏することができる(中学校時代は吹奏楽部に所属していた[33])。
得意な教科について、2010年には英語[1]としていたが、2011年の時点では理科としている[34]。英語については、英検3級を取得しており[35]、『週刊AKB』の中間テストでは、参加20名(うち5名はSKE48)中指原を含む3名しか正解しなかった[36]、「涙サプライズ!」の冒頭の歌詞を英文化したものを和訳する問題にも正解している[37]。一方で数学は大の苦手[38]で、『めちゃ×2イケてるッ!』の企画「東京スカイバカ決定!!国立め茶の水女子高抜き打ち期末テスト」に参加した際[34]の数学のテストでも、参加者中最低の得点で、1桁の数字の加減算複合問題すら間違えたほどである[39]。高校の卒業試験に相当する期末考査で、数学が僅か8点と赤点だったため[40]、猛勉強し、卒業の追試験では最低35点が必要なところギリギリ36点を取り、2011年3月に卒業した[41]。
ヘッドフォン、イヤホン集めが趣味[42]。
ファッションなどのおしゃれに関する知識が乏しく[43]、自分でも「ダサいという自覚がある」[17]。人見知りで店員から声を掛けられると緊張するため、服を買いに出かけるということが滅多になく、普段は前田敦子[24]、衣装担当者、ファンから貰った服を着ており、自分で買いに行くことがあるとしても「ラフォーレ原宿の最上階だけ」[17]。レッスンの行き帰りなどには「上下スウェット」で街を歩くことすらある[44]。
休日は専ら「家から出ない」でゲーム、漫画を読むなどして過ごす。「人混みが怖い」ため、他メンバーなどと一緒でない限り、池袋、新宿、渋谷に行くのは怖いとのこと。1人で外出する場合の行先は「頑張って原宿、普通の時で高田馬場」、その他錦糸町など[17]。
雑貨店は好きで、大分県在住時はヴィレッジヴァンガードに頻繁に通っていた。「みんなが『好きじゃない』と思うものが好き」で「いじられるようなアイテム」を好んで購入する。また頻繁に通うほどではないが、「両想い」の"推しメン"がおり、「夢の時間」と呼ぶほどメイドカフェを好む[17]。
AKB48関連
愛称は、主に「さっしー」や柏木由紀が付けた「さしこ」。倉持明日香からは「ぴーや」と呼ばれることもある。同期の北原里英や仁藤萌乃は指原の「指」から「ゆっびー」や「ゆびちゃん」と呼ぶことがある。また、昇格当初には緑色が好きだったことから平嶋夏海に「みどりーの」と名付けられ愛称の候補に挙げられていたが、これは使用していない[45]。AKB48に入った際は地元の友人らには告げずに上京し[17]、それから2年半、『週刊プレイボーイ』の撮影で訪れるまで一度も大分に帰らなかった[46]。
『AKB48 チームB 4th Stage「アイドルの夜明け」』公演の自己紹介でのキャッチフレーズは「私の性格って、白いですか? それとも黒いですか? 私の性格は限りなく白に近い灰色。大分県出身、指原莉乃です」。『AKB48 チームA 6th Stage「目撃者」』公演では「勢いだけはある女 あなたの心の指原クオリティー 覚醒! 大分県出身 指原莉乃です!」。
AKB48公式サイトに身長159cmと掲載されているが、実際の身長は157cm。「159cm」は、スタッフに軽いノリで聞かれ、まさか公式プロフィールに掲載されるとは思わず、ノリで答えた数字が掲載されたからだと明かした[47]。なお、「身長159cm」はこの発言以降のプロフィールでも使い続けられている[48]。
鼻と口の間に手を置く癖があり、浦野一美(現・SDN48)や小林香菜に「指鼻(さしはな)」と注意されていた。また、下唇を噛む(へっこませる)癖もある[25]。
トーク力に自信があり、MCを得意としている[49]。自身を「AKBで一番のおしゃべりクソ野郎(品川祐の愛称)」だと発言した[50]。但し、同期の内田眞由美曰く「元は全然喋んないおとなしい子だった」[51]。
体力モノ・恐怖体験モノの企画が苦手で、すぐにギブアップしてしまうことから、メンバーや共演者から「へたれ指原」と言われたことがあった。それ以降、アイドルオタクのイメージから、へたれのイメージへと変化し、「へたれクイーン」とまで言われている[48]。『週刊AKB』の企画では、二度のチャンスを与えられたものの、バンジージャンプを飛ぶことができなかった[52]、AKB48メンバーがほぼ準レギュラー出演する『密室謎解きバラエティー 脱出ゲームDERO!』では「棒の間」ステージにおいて、本人曰く「踏み出す勇気が出なかった」ため、動く床の段階で腰が引けてしまい、「命の棒」に乗ることもなく出題前に自ら穴に落ちた[53]など、いわゆるAKB48きっての「イジられキャラ」。峯岸みなみによると、高橋みなみに唯一イジられるキャラで[54]、また年下の後輩からもイジられる[17]。
先述のファッションセンスのなさから、『AKBINGO!』の私服ファッションショーでは植松晃士に「おブスファッション」と評された[55]。
SKE48のアイドル研究会に所属し、広報を担当している。
大分市立王子中学校卒業[56]。小野晴香(SKE48)は先輩にあたり、兄の同級生[57]。また、同校の同級生に矢方美紀(SKE48・チームKII)がいる。
大家志津香(福岡県出身)、北原里英(愛知県出身)、元研究生の冨田麻友(香川県出身)・中西優香(現・SKE48、愛知県出身)とは、上京してから約1か月間共に生活した間柄で、指原を含めたこの5人は「地方組」と呼び合っている[58]。
北原里英とは同期でデビュー日も近く、他のメンバーが時折間違えるほど顔も似ていると言われ、初期の頃はレッスンでペアにされていた。事務所もともに太田プロで担当マネージャーも同じ。とても仲がよく、お互いに一番仲が良いメンバーと公言している。互いの自宅に泊まったり、ブログに度々登場したりすることから「りのりえはガチ」という言葉があるほど[59]。同じく同期の仁藤萌乃も含め「同期の中でも本当に特に仲のいいメンバー3人」だったが、チームシャッフル後は3人がそれぞれ別のチームになったため、特に仁藤とは会う機会が減った[26]。小森美果とも「仲のいい姉妹」[17]、「週4ぐらいで遊んでます」と言うほどの仲[60]。
その他仲の良いメンバーは、多田愛佳、大家志津香、柏木由紀、渡辺麻友など。
AKB48加入前から佐藤由加理(元・旧チームA、現・SDN48)が「推しメン」[17]で、彼女のDVDや写真集も所持している[61]。
多田愛佳を溺愛しているがゆえに、抱きつき離さない、キスをしようとするなどの行為をする。これらの行為は「サシハラスメント」と呼ばれる[62]。
ブログのタイトル「指原クオリティー」を名付けたのは柏木由紀[63]。同ブログでも度々使用し、『有吉AKB共和国』「指原PRIDE」オープニングで着用しているTシャツにも記載している「どーん」は、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』の効果音文字に由来する[64]。時折、同ブログで「さしこ杯」という企画を開催している。審査員は指原本人で、テーマを決め、いかに面白いかを競う企画。ただ、指原本人はあまりのコメントの多さに、毎回読むのに一苦労している[65]。
「34」(さっしー)が指原の番号であり、トレードマークになっている。「指原クオリティー」Tシャツ(グッズ)でも背番号「SASHIHARA・34」となっている。
AKB48のセンターを狙うという野望があるが、プロデューサーの秋元康に「将来は放送作家の道に進むことを勧めている」「センターに立つアイドルに多弁な者はいない」とダメ出しされた[66][67]。
倉持と柏木のものまねが得意[要出典]。